メッシュネットワークの特徴
高品質なネットワークをご提供いたします
レイヤー3を利用したルーティングの最適化
従来のSTP(Spanning Tree Protocol)を利用した無線ネットワーク環境では、アクセスポイント同士でデータをやり取りするために必ずゲートウェイを経由していたため、ゲートウェイにトラフィックが集中してしまう問題がありました。しかし、Azaleaのメッシュルーターでは、STPの代わりにレイヤー3のAWRTM(Adaptive Wireless Routing protocol)を使用することで、ゲートウェイを介さない最適な通信経路の確保を実現しています。そのため、レイヤー2ベースのネットワークと比べ、より広域ネットワーク環境を構築できる事が特徴です。実際に、Azaleaネットワーク技術を利用する事で、北京市の無線ネットワーク環境を1台のサーバで制御しています。
また、AWRは動的な分散型ルーティング機能を実装しているため、特定経路が切断されても自動で最適経路を再確保する事ができます。




シームレスな高速無線ローミング
アゼリア製品はMotrixTM(MObile maTRIX)と呼ばれる技術によって、非常に優れたローミングを実現しています。Motrixは、ローミング時にIPアドレスを変える事無くアクセスポイントの切り替えを50ミリ秒以下に抑えることでシームレスに高速なローミングを実現しています。
この技術により時速100kmでのローミングやVoIP通信向けのアプリケーションに利用する事ができます。また、車載ルータによるメッシュ間接続や、セキュリティ設定による公共通信と秘密通信の分離も可能です。




AWR(TM) (Adaptive Wireless Routing)テクノロジ
AWR技術は、高いネットワーク性能とシステム容量を実現するために、ノートの間のトラフィック経路をダイナミックに最適化します。
それにより、高いスループットと低遅延を実現します。特に、メッシュネットワークのために設計されたため、モバイル環境や固定系メッシュの双方に対して、良好に動作します。AzaleaのAWR技術より、無線メッシュネットワークは、エンドツーエンドで柔軟、スケーラブルかつ弾力的になります。
高精度なビデオ伝送
以下の3つの機能を組み合わせたAVTTM(Active Video Transmission)機能により、高精度なビデオ転送を実現しています。(AVTはAzaleaにより特許出願中)
   ・DPI(deep packet inspection)
   ・適切なジッター除去
   ・パケットロス回復